九州大学数理生物学研究室

久保 裕貴(くぼ ゆうき)

久保 裕貴(くぼ ゆうき)

所属:九州大学大学院システム生命科学府 数理生物学研究室

学年:一貫制博士課程D5(博士課程D3)

所属学会:日本数理生物学会、日本生態学会

連絡先:yukikubo[at]kyudai.jp
※[at]を@に置き換えて下さい。

Personal website:yukikubo.com

略歴

2013年 3月 九州大学理学部生物学科卒業
2013年 4月〜現在 九州大学大学院システム生命科学府 数理生物学研究室
2015年 3月 九州大学大学院システム生命科学府博士前期課程修了(理学修士)
2015年 3月〜2018年 3月 日本学術振興会特別研究員DC1

研究内容

理学部の卒業研究では、私は数値計算を用いてコンピュータの画面上で見ることができる魚の群れに似たものを作り、その群れが個体の持つ条件を変えることによってどのような型になるのかということを調べました。

動物の群れの行動は今日までたくさんの研究がなされてきましたが、その発端となったようなBoids(ボイド)というプログラムがあります(Reynolds 1987)。Boidsは三角形のオブジェクトでそれぞれの個体が表され、さながら本物の鳥の群れのように動き回る様子を見ることができます(参照: Boids (Flocks, Herds, and Schools: a Distributed Behavioral Model) )。このBoidsのモデルでは、次に挙げる三つの単純な規則に従って計算をしています。一つ目はAlignment(整列)といい、近くの個体群が向かっている方向を平均し、その方向に向きを合わせること、二つ目はCohesion(引き寄せ)といい、近くの個体群の位置を平均し、その位置の方向へ向かうこと、三つ目はSeparation(回避)といい、他の個体との衝突をさけることです。

私はこのBoidsの規則を用いて魚の群れに見立てたものを作り、その動きについて考えています。現在は、これまで作ってきたモデルに導入した条件が、実際の魚の中でどのような形で見られるのかということを調べつつ、モデルの改良に取り組んでいます。

業績

(2) Y. Kubo, and Y. Iwasa. Phase diagram of a multiple forces model for animal group formation: marches versus circles determined by the relative strength of alignment and cohesion. Population Ecology (2016).
(1) 久保裕貴,田川一希,板木好弘,島谷健一郎.“セル・オートマトン法及び平均場近似を用いた私語形成モデル”.数理解析研究所講究録,京都大学数理解析研究所,No1887, pp.18-22, 2014.

現在・過去の競争的研究資金

[2] 日本学術振興会 科学研究費補助金DC1(特別研究員奨励費), 動物の群れ行動と社会の合意形成に関する数理的研究, 代表者:久保裕貴, H27-H30.

[1] 九州大学基金 学生の独創的研究支援.ミツバチの分封における集団的合意形成の待ち時間と正確性についての研究.代表者: 久保裕貴.平成26年度, 500,000円

道下 誠(どうげ まこと)

道下 誠(どうげ まこと)

所属:九州大学大学院システム生命科学府 数理生物学研究室

学年:一貫制博士課程D5(博士課程D3)

所属学会:日本数理生物学会

連絡先:makotodouge[at]gmail.com
※[at]を@に置き換えて下さい。

略歴

1974年 3月 一橋大学法学部卒業
2015年 3月 放送大学自然環境プログラム修士課程修了
2015年 4月〜現在 九州大学大学院システム生命科学府 数理生物学研究室

研究内容

「有性生殖は何故存在しているのか」というテーマは生物学の大きな疑問の一つになっています。その課題にたいして、コンピューターシミュレーションによる研究を行っています。

吉田 憲司(よしだ けんじ)

吉田 憲司(よしだ けんじ)

所属:九州大学大学院システム生命科学府 数理生物学研究室

学年:一貫制博士課程D5(博士課程D3)

所属学会:日本数理生物学会

連絡先:false_saffron[at]yahoo.co.jp
※[at]を@に置き換えて下さい。

略歴

2013年 3月 九州大学理学部生物学科卒業
2013年 4月〜現在 九州大学大学院システム生命科学府 数理生物学研究室

研究内容

ロコモーションのアルゴリズムと最適化。

柿添 友輔(かきぞえ ゆうすけ)

柿添 友輔(かきぞえ ゆうすけ)

所属:九州大学大学院システム生命科学府 数理生物学研究室

学年:一貫制博士課程D4(博士課程D2)

所属学会:日本数理生物学会

連絡先:yusuke.purple5[at]gmail.com
※[at]を@に置き換えて下さい。

略歴

2014年 3月 九州大学理学部生物学科卒業
2014年 4月〜現在 九州大学大学院システム生命科学府 数理生物学研究室
2016年 3月〜2019年 3月 日本学術振興会特別研究員DC1

研究内容

感受性の低い細胞におけるウイルスダイナミクス。

里居 伸祐(さとい しんすけ)

里居 伸祐(さとい しんすけ)

所属:九州大学大学院システム生命科学府 数理生物学研究室

学年:一貫制博士課程D4(博士課程D2)

所属学会:日本数理生物学会、日本生態学会

連絡先:ssatoi257n[at]gmail.com
※[at]を@に置き換えて下さい。

略歴

2014年 3月 九州大学理学部生物学科卒業
2014年 4月- 九州大学大学院システム生命科学府 数理生物学研究室
2016年 3月〜2019年 3月 日本学術振興会特別研究員DC1

研究内容

数理モデル、コンピュータシミュレーションを用いて、生物の感覚器官の研究を行っています。現在は、脊椎動物において移動速度が速い生物は眼が大きい、というLeuckart's Lawの成立条件についてコンピュータシミュレーションで研究しています。Leuckart's Lawは100年以上前に提唱され、長い間信じられていましたが、最近になって実際に眼の大きさと移動速度を測定すると、成立しない場合もあることがわかってきました。私は、生物が生息する環境の障害物の量や餌の量に着目して、どのような環境ではLeuckart's Lawが成立しにくいのか、ということを調べました。この研究から、餌の量が多く、障害物が少なく、また衝突時のダメージが小さいような状況では、Leuckart's Lawは成立しにくいだろうということが示唆されました。今後も、生態学的な側面から感覚器官の利用や配置についての理論的研究を行っていきます。

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