[1]胚成長にかかわる遺伝子でもゲノム刷込みを受けないものがある。 [2]胎盤形成に重要な遺伝子Mash2は父親由来アレルが休む。 [3]父性ダイソミー胚が正常胚よりも小さいことがある。 [4]X染色体の刷込みは逆転している。
以上により、常染色体上の遺伝子についてのゲノム刷込みはコンフリクト説によっ て説明されるが、X染色体上の遺伝子には「性による違い」を反映するよう進化する ためにコンフリクト説があてはまらないと結論する。