HIV/AIDSのデータ解析・数理モデル
梯 正之(広島大学・医学部
2月4日 (木)  午後 1:00-3:00

HIV/AIDSの流行予測や予防施策評価のための数理的なアプローチについて、日本 のデータを使用した分析結果などについて発表する。流行予測については、最近の HIV感染者の動向をふまえ、統計モデル(BackCalculation)による短期的な予測結果 と数理モデル(ペア形成モデル)による中長期的な予測結果を述べる。実用的な予測 を行なうに当たっては、既存のデータの質や量に依存して、どの程度詳細なモデルを 構築するのが適切かが問題となる。使用可能なデータに限りがあるときの適切なモ デル規模の選択についても論じたい。

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