巌佐 庸
著書・総説、その他(日本語)
2015.1.18
(1) 巌佐 庸 1981.『生物の適応戦略:ソシオバイオロジー的視点からの数理生物学』サイエンス社 (単著)
(2) 巌佐 庸 1990.『数理生物学入門:生物社会のダイナミックスを探る』HBJ出版局、1998. 共立出版 、2005韓国語訳(全胎秀ら訳)(単著)
(3) 巌佐 庸 l987. 進化生態学の数理.『各種モデルとその応用』微生物生態シリーズ 15 東京大学出版会 pp. 13-26.(分担執筆)
(4) 巌佐 庸 1992. 進化における性の役割.『生態学からみた進化』 講座「進化」第7巻 東京大学出版会 pp. 125-171.(分担執筆)
(5) 巌佐 庸 1992. 送粉共生系を進化生態学から見て.『昆虫を誘い寄せる戦略:植物の繁殖と共生』(井上健・湯本貴和編)平凡社 pp.161-182(分担執筆)
(6) 巌佐 庸 1992. 数理生物学の展望「数理科学の展望:21世紀の基礎科学の課題」サイエンス社 pp.116-127.(分担執筆)
(7) 巌佐 庸 1994. 植物の成長と繁殖に関する進化生態学の数理.『植物の自然史:多様性の進化学』(岡田博・植田邦彦・角野康郎編)北海道大学出版会
pp. 89-105.(分担執筆)
(8) 巌佐庸 1994. 美の進化:性淘汰のパラドックス.『生命・情報・数理』 数理科学別冊(数理科学(1990年) 326:39-45の再録)サイエンス社.pp.
113-120.(分担執筆)
(9) 巌佐 庸 1995. 婚姻システムの生物学的基盤.『自然と文化の共生:遺伝と文化の共進化』(福井勝義編)(講座「地球に生きる」第4巻)雄山閣出版
pp. 269-293.(分担執筆)
(10) 福井勝義ほか8名 1995. 総合討論:自然と文化の共生:思考にみる創造性.『自然と文化の共生:遺伝と文化の共進化』(福井勝義編)(講座「地球に生きる」第4巻)雄山閣出版
pp. 295-336.(分担執筆)
(11) 八杉竜一他4名編、1996. 生物学辞典(第4版)岩波書店.生態学項目(約1500項目)の編集者・執筆者(分担執筆)
(12) 巌佐 庸 1997. 数理生態学への招待:生命の物理学的理解をめざして.『数理生態学』(巌佐 庸編)シリーズ:ニューバイオフィジックス第10巻(共立出版)(編集および総論の執筆)pp.
1-16.
(13) 巌佐 庸 1998. 生物集団の数理.『生物物理』生物工学基礎コース.丸善(分担執筆)pp. 76-101.
(14) 巌佐 庸 1999. 「性に分かれる」アエラムック『生物学がわかる』.朝日新聞社(分担執筆)pp. 14-17.
(15) 巌佐 庸 2000. 「性淘汰と配偶者選択の進化:ダーウィンの提唱から130年たって」.『人間の進化と性淘汰II』(ダーウィン著.長谷川真理子訳)の解説.文一総合出版
pp.465-489.
(16) 巌佐 庸 2001. 老化の進化学.『老化のメカニズムを探る』(石川冬木編).(別冊医学のあゆみ) pp. 99-103. 医歯薬出版
(17) 巌佐 庸 2002. 生態系の見方とシミュレーション.『生態系とシミュレーション』(楠田哲也・巌佐庸共編)第1章.朝倉書店 pp.1-9.
(18) 巌佐 庸・箱山 洋・中丸麻由子 2002. 生物集団の絶滅リスク.『生態系とシミュレーション』(楠田哲也・巌佐庸共編)第2-2章.朝倉書店 pp.31-45.
(20) 巌佐 庸 2002. 生物進化とゲーム理論.『ゲーム理論の新展開』(今井晴雄・岡田章編)第2章.勁草書房 pp.15-56.
(21) 巌佐 庸・松本忠夫・菊沢喜八郎編 2003.『生態学事典』(共立出版)pp.682
(22) 巌佐 庸 2004. 生物の進化と適応の数理.『進化学の方法と歴史』(シリーズ進化学第7巻、石川統ほか共編)岩波書店.pp.121-162.
(23) 巌佐 庸 2005. 「数理生物学」『物理学大辞典』(鈴木増雄ほか編)(朝倉書店)pp.755-766.
(24) 巌佐 庸・可知直毅・嶋田正和編 2005-2008.生態学モノグラフシリーズ.(共立出版)
(25) 巌佐 庸 2006. 森林動態研究の私にとっての魅力。『森林の生態学:長期大規模研究からみえるもの』(正木隆ほか編)種生物学研究第29号、文一総合出版
(26) 巌佐 庸 2006. 生態学の数理モデル.『バイオインフォマティックス事典』共立出版(p.326-328.
(27) 巌佐 庸 2007. ヒトの協力によって環境を守る:ゲーム理論と生態学.『ゲーム理論プラス』(経済学セミナー増刊) pp.68-71.
(28) 巌佐 庸 2007. 数理モデル「数学辞典」 (第4版)岩波書店.
(29) 巌佐 庸 2008. 『生命の数理』(共立出版)(単著)
(30) 巌佐 庸 2008. 『環境事典』(日本科学者会議編、旬報社)「群集」「生態系生態学」「資源」「生態リスク評価」
(31) 巌佐 庸・望月敦史 2009.「分岐構造形成の数理モデル:維管束植物の葉脈パターンと神経細胞の樹状突起形成を例に」『数理生物学要諦第2巻:空間の数理生物学』(瀬野裕美ほか編)(共立出版)pp.135-149.
(32) 巌佐 庸・大野ゆかり 2009.「生態系ダイナミックスと人の選択ダイナミックスのカップリング」『生態系の再生を生態学と社会科学から考えるー湖沼を事例として』(高村典子編)共立出版
pp.179-218.
(33) 広中平祐その他編 2010. 『数理科学事典』(丸善)企画委員.「第5章 生命の数理」の編集を担当.「生命の数理:概要」「発癌の数理」「遺伝子・タンパクダイナミックス」「概日リズム」などを執筆
(34) 巌佐 庸 2010.『生物学大辞典』(東京化学同人)「癌の数理モデル」「染色体不安定」「コンパートメント化の効果」「トンネル効果(発癌過程での)」「ツーヒット説」
(35) 巌佐 庸 2010.「適応と進化」『数理生物学要論第3巻:進化の数理生物学』(瀬野裕美ほか編)共立出版. pp.1-18.
(36) 齊藤成也ほか編、2012.進化学事典.「性淘汰」「ゲノム対立」 共立出版、(編者および執筆者)
(37) 巌佐 庸 2012.「『社会性アメーバ』について:進化生態学的視点からの細胞性粘菌」。『細胞性粘菌(研究の新展開)』(阿部知顕、前田靖男共編)アイピーシー出版社の第9章
pp.455-483.
(38) 巌佐 庸・倉谷滋・齊藤成也・塚谷裕一共編、2013. 『生物学辞典』(改訂第5版)岩波書店.(編者・分野編集者・執筆者) pp.2171
(39) 巌佐 庸 2013. 「行動生物学辞典」(上田恵介ほか編)項目執筆「ゲノム刷り込み」「遺伝」「遺伝子」「遺伝学」「遺伝子発現」「性特異的遺伝子発現」「翻訳(遺伝子の)」「ランナウェイ仮説」「DNA」「遺伝コード」「遺伝子型」「遺伝的浮動」「選択勾配」「突然変異」「選択勾配」「老化」「老化の進化」「マイオティックドライブ」「有効集団サイズ」「Williams
, Goerge C.」、東京化学同人 pp.650
(40) 巌佐 庸 2013. 『応用数理ハンドブック』(薩摩順吉その他編)「適応と進化」朝倉書店pp.704.
(41) 巌佐 庸 2013. 『人類はどこから来て、どこへ行くのか』(エドワードO.ウィルソン著、斉藤隆央訳、巌佐 庸解説)「社会性の進化:アリを参考にしてヒトを理解する」化学同人社:京都
pp.363-373.
(42) 巌佐 庸 2014. まえがき(編者2名の共著)、第1章「生物の適応戦略と進化ゲーム」pp.3-20、第9章「湖の水質管理についての社会・生態結合ダイナミックス」pp.150-170.『生態学と社会科学の接点』(佐竹暁子・巌佐 庸共編)共立出版(共編者および執筆者) pp.203.
(43) 巌佐 庸 2014. 第8章「進化学からみた思いやり」『思いやりはどこからくるの:利他性の心理と行動』日本心理学会監修、心理学叢書、誠信書房.第8章
pp.139-156.
(44) 巌佐 庸 2014.「進化生物学の視点から秩序問題を考える」『社会の中の共存(岩波講座コミュニケーションの認知科学第4巻)』(山岸・亀田共編)第2章。岩波書店 pp.11-34.
(45) 巌佐 庸 2015.「協力の進化:人間社会の制度を進化生物学からみて」『社会の決まりはどのように決まるか』(亀田達也編)第1章。勁草書房 pp.15-47.
(46) 巌佐 庸 2015.まえがき、第2章(生物の人口論),第3章(競争と共存),第4章(捕食者と被食者の振動)、第6章(捕食行動)、第8章(性と配偶のゲーム),第9章(生活史の適応)、『集団生物学』(巌佐 庸・舘田英典共編)共立出版(共編者および執筆者)(印刷中)
(1) 伊藤嘉昭 監訳 1983. 『社会生物学』(E.O. ウィルソン, 1975) 思索社 全5分冊中第2分冊
1999. 合本版『社会生物学』(E.O. ウィルソン) 新思索社(共訳)
(2) 山岸 哲・巌佐 庸 訳 1991.『行動生態学(原著第2版)』(J.R. クレブス、N.B.デイビス, 1987).蒼樹書房 (共訳)
(3) 巌佐 庸 監訳 1991. 『性の不思議がわかる本』(P.J.グリーンウッド、J.アダムズ, 1987) HBJ出版局 (佐々木顕・田町信雄 訳)
(4) 山岸 哲・巌佐 庸 監訳 1994.『進化からみた行動生態学(原著第3版)』(J.R. クレブス、N.B.デイビス編, 1991).蒼樹書房
(5) 巌佐 庸・原田祐子 訳 1995.『進化遺伝学』(J.メイナードスミス, 1989)産業図書
(6) 竹内康博・佐藤一憲・巌佐 庸・中岡慎治監訳
2008. 『進化のダイナミクス−生命の謎を解き明かす方程式』(Martin A. Nowak 2006)共立出版
(7) 野間口寘太郎・山岸哲・巌佐庸共訳 2014. 『行動生態学(原著第4版)』(Davies, N.K., Krevs, J.R., West S.A. "Introduction to Behavioural Ecology" (4th ed.) Wiley Blackwell (2012) 共立出版(印刷中)
〜1985
(1) 巌佐 庸 1978. 生き残るための死亡戦略. 数理科学 183:18-23.
(2) 巌佐 庸 1980. 採餌戦略と行動. アニマ 1980(7):66-68.
(3) 巌佐 庸 1982. 変動する環境のもとでの進化.『社会生態学入門』(伊藤嘉昭著、東京大学出版会) pp 87-104.
(4) 高田壮則・巌佐 庸 1982. Shade-Effectのある植物個体群のSize分布.京都大学数理解析研究所 457: 2-20.
(5) 巌佐 庸 1984. 西と東と. 個体群生態学会会報 39:116-120.
1985〜1987
(6) 巌佐 庸 1985. 生物の行動と生長の適応戦略.生物物理 25:49-56.
(7) 巌佐 庸 1986. 競争種の共存と群集の構造に関する最近の理論的研究.個体群生態学会会報 41:36-41.
(8) 巌佐 庸 1986. 原生生物の性の数とヒトの配偶システム.数理科学 280:11-19.
(9) 巌佐 庸 1986. 「集団生物学」・「進化生態学」・「社会生物学」『大百科事典』小学館
(10) 巌佐 庸 1987. 有性生殖の意義に関する理論的諸研究.Networks in Evolutionary Biology 4:29-39.
(11) 巌佐 庸 1987. 『ツリーウォッチング入門』(菊沢喜八郎著、蒼樹書房, 1986)の書評. アニマ 170:98.
1988
(12) 巌佐 庸 1988. 『延長された表現型』(R.ドーキンス著、日高敏隆ほか訳、紀ノ国屋出版)の書評.動物行動学会ニュースレター 11:21-23.
(13) 巌佐 庸 1988. 性の数と性の進化.科学(岩波)58:78-86.
(14) 巌佐 庸 1988. 個体群の遺伝的背景へのコメント. 個体群生態学会会報44:55-59.
(15) 巌佐 庸 1988. "Animal societies: theories and facts." (Y. Ito, J.L.
Brown, and J. Kikkawa 編 Jap. Sci. Soci. Press) の書評.日本生態学会誌 38:51-53.
(16) 巌佐 庸 1988. 生殖のコストと性. 細胞 29:539-543.
1990
(17) 巌佐 庸 1990. 鳴くべきか鳴かざるべきか?:雄ガエルの動的ゲーム.数理科学319:72-74.
(18) 巌佐 庸 1990. 「生活史戦略:理論とその検証」INTECOL特集号.個体群生態学会会報 47:54-56.
(19) 巌佐 庸 1990. 第5回国際生態学会議はこうなる.個体群生態学会会報 47:3-11.
(20) 巌佐 庸 1990. 美の進化:性淘汰のパラドックス. 数理科学 326:39-45
(21) 巌佐 庸 1990. 第5回国際生態学会議を終って.数理生物学懇談会ニュースレター 3:17-20.
1991
(22) 巌佐 庸 1991. 個体群生態学.『現代数理科学事典』(広中平祐ら編)大阪書籍 pp.220-228
(23) 巌佐 庸 1991. 『動物の生き残り戦略』(伊藤嘉昭・藤崎憲治・斉藤隆著NHKブックス)の書評 インセクタリウム 28:21.
(24) 巌佐 庸 1991. 成長と繁殖のスケジュールを生物の適応戦略とみて.京都大学数理解析研講究録 762:66-77
(25) 巌佐 庸 1991. 進化生態学の文献.数理生物学懇談会ニュースレター 5:32-34
(26) 巌佐 庸 1991. 進化で常に増大する自由適応度.生物物理 31:313-318
1992
(27) 巌佐 庸 1992. むだな男がなぜ必要なのか.科学朝日 1992 Jan:22-25
(28) 巌佐 庸訳 1992. 地球上には何種の生物がいるのか.(Robert May) .日経サイエンス12月号 pp.40-49.
1993
(29) 巌佐 庸 1993. なぜ性は2つなのか.遺伝 47:19-23.
(30) 巌佐 庸 1993. 縞枯れ状更新パターンの形成と維持の格子モデル.Plant Science Tomorrow 6:19.
(31) 巌佐 庸 1993. 世代交代と生物進化:未解決の難問.「動物たちの地球」 119:312-313. 朝日新聞社.
(32) 佐藤一憲・巌佐 庸 1993. 縞枯れの数理モデル.京都大学数理解析研講究録 827:85-96.
(33) 江副日出夫・巌佐 庸 1993. 走化性乱歩による集合モデル.京都大学数理解析研究所 828: 91-102.
(34) 巌佐 庸 1993. フェノロジーのためのモデル学入門. フェノロジー研究 21:1-6.
(35) 巌佐 庸 1993. 生物進化とその数理モデル.システム/制御/情報 37:461-467.
(36) 松田裕之・巌佐 庸 1993. 何が絶滅をもたらすのか?:保全生態学の理論.個体群生態学会会報 50:2-9.
1994
(37) 巌佐 庸・佐藤一憲・久保拓弥 1994. 森林群集の数理的解析.森林科学10:19-23.
(38) 江副日出夫・巌佐 庸 1994. 餌の最適な利用から昆虫の季節性を考える:孵化と蛹化の時期について.インセクタリウム31:88-92.
(39) 巌佐 庸 1994. 生命現象は一般的定式化がどこまでできるか?日本機械学会誌 97: 395-398.
(40) 久保拓弥・巌佐庸・原田祐子 1994. 植物集団の栄枯盛衰を格子モデルで調べる.遺伝 48:26-31.
(41) 巌佐庸・久保拓弥・松田裕之 1994. 生物集団の絶滅はどのように起こるのか? 分子系統樹から絶滅率を推定する.科学 64:675-683.
1995
(42) 輪湖 博ほか9名 1995. 生物物理を考えよう!200号記念座談会.生物物理 200:136-157.
(43) 巌佐 庸 1995. 生態学で,数理モデルはどのような役割を果たせるのか? 特集『数理生態学の魅力』.日本生態学会誌 45:163-166.
(44) 巌佐 庸 1995. 「生態系」『数理情報科学事典』(大矢雅則ら編)朝倉書店 pp. 525-528
(45) 巌佐 庸 1995. 生物学とゲーム理論.経済セミナー 491: 23.
(46) 巌佐 庸・久保拓弥 1995. 分子系統樹から進化史における生物の絶滅率を推定する.種生物研究 19:51-56.
1996
(47) 巌佐 庸 1996. 好みの進化学.生命誌 13:10.
(48) 巌佐 庸・甲山隆司・広瀬忠樹 1996. 森林生態系:地球変化の研究へむけて. 特集『森林系研究の展望:シュートからグローバルチェンジまで』.日本生態学会誌
46:53-56.
(49) 巌佐 庸・中丸麻由子1996. 協力行動の進化モデル:格子上での繰返しゲームについて.基礎心理学研究 15:43-45.
1997
(50) 巌佐 庸・箱山 洋 1997. 個体数変動の確率性と絶滅のリスク評価.遺伝別冊『生物多様性とその保全』(矢原・巌佐編)pp. 106-114.
(51) 矢原徹一・巌佐 庸 1997. はじめに.遺伝別冊『生物多様性とその保全』pp.4-5.
(52) 中丸麻由子・松田裕之・巌佐 庸 1996. 格子上の集団における協力の進化.物性研究 67:257-285.
(53) 巌佐 庸 1997. 種生物学研究における数理生物学の役割.種生物研究 20:81-88.
(54) 巌佐 庸・箱山 洋 1997. 保全生物学の数理モデル.月刊海洋 29:309-314.
(55) 巌佐 庸 1997. ミネソタ大学訪問記.日本生態学会九州地区会会報 39:2-6.
(56) 巌佐 庸 1997. "Biological invasions: theory and practice" (N. Shigesada
and K. Kawasaki) Oxford University Press.の書評.日本生態学会誌 47:339-340.
1998
(57) 巌佐 庸 1998. ゲノム刷込みの進化:コンフリクト説ではどこまで説明できるのか? 遺伝 52: 68-73.
(58) 巌佐 庸 1998. 生態学における格子モデル.日本物理学会誌 53:319-326.
(59) 巌佐 庸 1998. 「進化する階層」メイナードスミス・サスマリー(長野敬訳、シュプリンガーフェアラーク選書)の書評.数理科学 420:59.
(60) 箱山 洋・巌佐 庸 1998.絶滅確率による生態リスク評価.月刊海洋 30:217-223.
(61) 巌佐 庸 1998. ゲノム・インプリンティングと進化:遺伝子コンフリクトの結末.Molecular Medicine 35:880-886.
(62) 中丸麻由子・松田裕之・巌佐 庸 1998. 近所付き合いは社会的相互作用の進化にどのように影響するのか.理論と方法 12: 149-162.
(63) 原田祐子・巌佐 庸 1998. 鳥類の配偶者選び:よく子の世話をする雄を求めて.遺伝 52: 39-45.
(64) 巌佐 庸・矢原徹一 1998. 性の進化:特集にあたって.遺伝 52: 12-14.
(65) 巌佐 庸 1998. 数理生物学と生物物理学.数理生物学懇談会ニュースレター 26: 71-72.
(66) 巌佐 庸 1998. サイエンス・サイテーション・インデックス:信じられないくらい便利な研究ツール.図書館情報(九州大学附属図書館発行)34:
53-54.
(67) 巌佐 庸 1998. 50周年記念フォーラム、若手の成長と研究者の気概:山内さんへの手紙.生物科学 50:246.
1999
(68) 巌佐 庸 1999. 老化の進化学.医学のあゆみ 188:100-104.
(69) 巌佐 庸 1999. 「動物個体群の生態学」(内田俊郎)の書評.個体群生態学会報 56:99-100.
(70) 巌佐 庸 1999. アムステルダムの数理生物学国際会議.数理生物学懇談会ニュースレター29: 54-57.
(71) 巌佐 庸 1999. よいモデルとは何だろうか? 保全生態学研究4: 143-149.
2000
(72) 巌佐 庸 2000. 空間の生態学:生物のパターン形成への物理学的アプローチ.物性研究 73: 165-.
(73) 中丸麻由子・巖佐 庸・中西準子.2001. DDT の生態リスク評価:生態濃縮がもたらすセグロカモメ集団の絶滅リスクの試算.環境科学会誌 14:
61-72.
(74) 巌佐 庸 2000. 性の起源と進化.遺伝別冊「地球の進化・生命の進化」pp. 126-133.
(75) 巌佐 庸 2000. 生物学における数理.応用数理10: 334-338.
(76) 巌佐 庸 2000. 進化のコンセプト「数理生物学の立場から−適応戦略:最適化モデルとゲーム」遺伝 54: 66-70.
2002
(77) 巌佐 庸 2002. 「第17回京都賞,メイナードスミス博士が受賞」遺伝56; 23-24.
(78) 巌佐 庸 2002. 「性選択」・「有性生殖/無性生殖」『情報学事典』(北川高嗣ら編)弘文堂
(79) 巌佐 庸 2002.沼田眞名誉会員を悼む.日本生態学会誌 52, p.154.
(80) 巌佐 庸 2002. 「現代進化学入門」C.パターソン著(馬渡峻輔ほか訳)の書評.蛋白質核酸酵素47: 746-747.
(81) 巌佐 庸 2002. 進化とゲーム:特集にあたって.遺伝 56-5: 54-55.
(82) 巌佐 庸 2002. 『外来種ハンドブック』巻頭言.地人書館
(83) 巌佐 庸 2002. 連載チュートリアル「生物の数理入門」(その1)生物の適応戦略とゲーム.応用数理12:201-208.
(84) 巌佐 庸 2002. 連載チュートリアル「生物の数理入門」(その2)生物の共存と多様性:森林とサンゴ礁.応用数理12:411-418.
(85) 巌佐 庸 2002. 連載チュートリアル「生物の数理入門」(その3)生物の形づくり.応用数理12:308-316.
2003
(86) 巌佐 庸 2003. 絶滅過程の類型とリスク評価.『環境リスクマネッジメントハンドブック』(中西準子ほか編)朝倉書店 pp.296-304.
(87) 巌佐 庸 2003.『生態学事典』(巌佐庸・松本忠夫・菊沢喜八郎編)項目執筆「生態学」「進化生態学」「行動生態学」「個体群生態学」「群集生態学」「生態系生態学」「資源」「ゲノム刷り込み」「性染色体」「性淘汰」「意志決定」「ロッタリーモデル」「適応論的アプローチ」「老衰の進化」「生態モデリング」「数理生態学」「生態リスク評価」「メイナードスミス」「メイ」「ヴォルテラ」(共立出版)
(88) 巌佐 庸 2003. プリンストンより.数理生物学ニュースレター39:25-30.
(89) 巌佐 庸 2003. 連載チュートリアル「生物の数理入門」(その4)遺伝子とタンパク質のネットワーク.応用数理13:72-78.
(90) 巌佐 庸 2003. 日本生態学会創立50周年を迎えて.日本生態学会誌 53:121-122.
(91) 横溝裕行・巌佐 庸 2003. 変動環境における保全戦略の数理的研究:最適保全努力と調査努力.保全生態学研究 8:63-72.
(92) 巌佐 庸 2003. 「生物の形の多様性と進化」(関村ほか共編)の書評。数理科学485:64.
2004
(93) 巌佐 庸 2004.「ガラスの地球への処方箋:現代生態学の到達点を示す」(サイモン・レヴィン著「持続不可能性:環境保全のための複雑系理論入門」の書評)、科学
74:388-389.
(94) 巌佐 庸 2004. 生態リスクをもとめて.化学物質リスク管理研究センター(CRM)ニュースレター巻頭言 7, 1.
(95) 巌佐 庸 2004. 生物のゲームを解明し、議論を楽しんだ人:メイナードスミス博士を悼む.遺伝 58:106.
(96) 巌佐 庸 2004. 国際シンポジウム"Experimental approaches of evolution."報告.日本進化学会ニュースレター
5, 5-6.
(97) 巌佐 庸 2004.日本生態学会50周年記念出版に寄す(巻頭言)「生態学入門」(日本生態学会生態学教育専門委員会編)東京化学同人
(98) 石川統ほか.2004. 特集:進化学研究の新世紀−生命の多様性と統合化【座談会】進化学の現在と将来.雑誌『科学』74, 1204-1219.
2005
(99) 巌佐 庸 2005.書評「ゲーム理論と進化ダイナミックス:人間関係に潜む複雑系」(生天目章著、森北出版)数理科学 499, 63.
(100) 巌佐 庸 2005.「生態学シリーズ」(共立出版)への巻頭言。第1号は菊沢喜八郎著「葉の寿命の生態学:個葉から生態系へ」
(101) 巌佐 庸 2005. 日本進化学会ニュース、会長挨拶 6:1-2.
(102) 巌佐 庸 2005. 日本数理生物学会ニュースレター、会長挨拶 46:1.
(103) 巌佐 庸 2005. 日本生態学会誌、「Ecological Research編集委員長より」55: 225-226.
(104) 巌佐 庸 2005.「数理生物学:特集にあたって」「今月のKey Words」。蛋白質核酸酵素 50:1931-1933.
(105) 巌佐 庸 2005. 発ガンプロセス:体内でのミニ進化。蛋白質核酸酵素 50: 1962-1969.
(106) 巌佐 庸 2005. 性の進化生物学。通風と核酸代謝 29:165.
2006
(107) 巌佐 庸 2006. 生態系における偶然。数理科学 511:42-47.
(108) 巌佐 庸 2006. 化学物質の生態系に対する毒性影響を野生生物の絶滅リスクとして評価する試み。農業環境科学研究 14, 51-63.
(109) 巌佐 庸 2006. 石川統先生のご逝去を悼む。日本進化学会ニュースレターvol.7, 8-9.
2007
(110) 巌佐 庸 2007. 日本数理生物学会JSMBの会員の皆様へ。日本数理生物学会ニュースレター 51:2.
(111) 巌佐 庸 2007. 微生物も血縁びいき:協力のメカニズムの研究。遺伝61:6-7.
(112) 巌佐 庸 2007. 21世紀の生物学の姿を知る。『細胞性粘菌のサバイバル:環境ストレスへの巧みな応答(漆原秀子著、サイエンス社)』書評、遺伝61:102-103.
(113) 巌佐 庸 2007. 発ガンプロセス:体内でのミニ進化。「モデルが拓く放射線防護研究の新たな展開」(根井充編)放射線医学総合研究所p.33-41
(114) 巌佐 庸・早坂忠裕・立本成文 2007. 特別鼎談 Humanity & Nature Newsletter 10: 2-4.
2008
(115) 巌佐 庸 2008. 佐竹暁子受賞論文へのコメント。日本生態学会誌 57: 299-301.
(116) 巌佐 庸 2008. 「数理科学は語る:30年前から現代へのメッセージ、特集『生物と数学:数理生物学の新しい展開』(1978年9月号)」。数理科学543:
67.
2009
(117) 巌佐 庸 2009. シンポジウム報告「協力の進化:社会・脳・ゲーム」進化学会ニュースレター9:21-22.
(118) 巌佐 庸 2009. 書評『数』の数理生物学」(瀬野ほか編、共立出版 2008)日本数理生物学会ニュースレター 58:20-21.
(119) 巌佐 庸 2009. 生物学での確率現象:野生生物の絶滅リスクと発ガンプロセスを例として.「生物現象に対するモデリングの数理」京都大学数理解析研講究録
1653:3.
(120) 巌佐 庸 2009. 会長挨拶.個体群生態学会会報 66:1-2.
2010
(121) 巌佐 庸 2010. 稲盛財団ニュース。盛和スカラーズソサエテイ講演要旨. 71:6 (May, 2010)
(122) 巌佐 庸 2010. 「生態学・進化生物学における競争について」組織科学 43:38-45.
2011
(123) 巌佐 庸 2011.盛和スカラーズソサエティ会報。「巻頭言」 15:04(August, 2011)
2012
(124) 巌佐 庸 2012. 「分野を超えた交流から自身の研究を見つめる」稲盛財団ニュース 77盛和スカラーズソサエティ会長挨拶 (要旨) p.5.
(May 2012)
(125) 巌佐 庸 2012.盛和スカラーズソサエティ会報。「巻頭言」16:04. (August, 2012)
(126) 巌佐 庸 2012. 「評判をつかって協力をもたらす」実験社会科学ニュースレター 8.
2013
(127) 巌佐 庸 2013. U7、学士会。恩師を語る。「大きな心で新しい学問を醸成:寺本英先生の思い出」48:58-61.
(128) 巌佐 庸 2013.「岩波生物学辞典(第5版)の編集にかかわって」刊行記念リレーエッセイ、岩波書店
(129) 巌佐 庸 2013. 盛和スカラーズソサエティ会報。「巻頭言」 17:04.
(130) 巌佐 庸 2013. 「コメント:京都賞受賞者根井正利先生」科学(印刷中)
2014
(131) 巌佐 庸 2014.稲盛財団ニュース 77盛和スカラーズソサエティ会長挨拶 (要旨)No.83: p.5. (May 2014)
(132) 巌佐 庸 2014. 「進化の数理生物学」特集「生命動態システム科学」『生体の科学』65(5):440-441.
(133) 巌佐 庸 2014. 盛和スカラーズソサエティ会報。「巻頭言」 18:04.
2015
(134) 巌佐 庸 2015. 動態モデルにおける完全アグリゲーション:変数を束ねてもモデルの予測に誤りが生じないのはどのようなときか?. 特集「モデル選択」(箱山 洋企画)日本生態学会誌 (審査中)
(135) 巌佐 庸 2015. 書評「中年の新たなる物語:動物学、医学、進化学からのアプローチ」(ベインブリッジ著、成田あゆみ訳、筑摩書房) 共同通信社
(136) 巌佐 庸 2015. 書評「Mathematical Biology. I. An Introdiction, 2. Spatial models and biomedical applications." (J.D. Murrray) Springer. マレー数理生物学入門(三村他訳、丸善出版 」数学(書評)
(1) 巌佐 庸 1992. 高橋真理子の真理探求「方程式から生物がわかる」(インタビュー).科学朝日1992 Sept: pp. 72-76.
(2) TVプログラム: V.P.R.O. Noordlicht (1時間の科学番組) "Evolution of sex" (director:
Dr. Piet Hoenderdos) June 27, 21:25-22:30, 1993. (番組はオランダ語)
(3) タナカノリユキ・巌佐 庸 1994. アート&サイエンス・思考する洞窟4(対談).月刊PLAYBOY 1994年7月号 pp. 182-189.
(4) 日本経済新聞 1994年7月31日(日曜版)サイエンスワールド.一夫一妻:愛より打算から.(大阪経済部 白木緑記者)
(5) NHK 教育テレビ 『脳ミソの迷宮』第1回「愛は遺伝子」(稲田晶子ディレクター)1994年12月26日:23:30-00:02 放映
(6) クオ−ク 1996年3月号 pp. 120-125.「性の起源は空腹にあり」の一部の取材協力(中川悠紀子記者)
(7) 京都新聞 1996年6月6日夕刊 pp. 5.「性はなぜあるのか」の一部の取材協力(尾古俊博記者)
(8) たけしの万物創世紀:男と女〜愛の向う側にあるもの (イースト、河合希絵ディレクター)1997年12月9日放映
(9) 朝日新聞 1999年2月26日夕刊 pp.10. 科学欄.「父か母、どちらの遺伝子がはたらくか、ゲノム刷り込みに新理論」の取材協力(大阪科学部 瀬川茂子記者)
(10) 科学新聞 1999年12月3日p.6. 第22回日本分子生物学年会特集ワークショップ紹介、「パラサイトの戦略と共進化:宿主・病原体共進化研究のフロンティア」
(11) クローズアップ現代「野生動物を救え」 2000年1月11日(NHK仙台、佐藤網人記者)の取材協力
(12) 日刊工業新聞 2001年2月12日 毒性化学物質・環境破壊・生物種の絶滅問題:異なるリスクを同じ尺度で換算、簡単な公式使う手法開発、九大と横国大.(科学欄)p.6.
(13) 日刊工業新聞 2001年2月15日 レーザー欄(写真入り人物紹介).分かりやすく(インタビュー).p.6.
(14) 日刊工業新聞 2001年2月27日 化学物質の危険定量的に評価.リスクベネフィット解析へ.(先端技術欄)p.7.
(15) 西日本新聞 2001年3月20日 数理生物学:なぜ雌がいて雄がいる?ー性の進化の道のり探る.数理理論・コンピュータ駆使.(科学欄)p.19.(井手俊作記者)
(16) 朝日新聞 2001年11月14日夕刊p.13.「病の起原:進化で探る」(科学欄)インタビュー(大岩ゆり記者)
(17) NHK ETV2001 「生命のゲーム〜メナードスミス教授に聞く」(NHK京都、小林直樹ディレクター)2001年12月19日22:00-22:45(放映)
(18) 別冊宝島030『生き残る大学:大学ランキング18分野TOP30』インタビュー(ルポライター,高橋繁行)2002 pp.98-99.
(19) 別冊宝島030『生き残る大学:大学ランキング18分野TOP30』「生物学分野」leadersインタビュー(ルポライター,高橋繁行)2002 pp.98-99.
(20) 長寿の科学Ⅱ 読売新聞2003.3.夕刊.インタビューによる取材協力
(21) Nature. 2004. vol 427, pg. 477. "Extinction meeting kicks off Japan's
plans for networking." (news on First Okazaki Biology Conference "The
Biology of Extinction", organized by Yoh Iwasa and Stuart Pimm).
(22) 日経サイエンス.2005. 「第21回京都賞基礎科学部門受賞者レヴィン教授について」西村絵記者によるインタビューによる取材協力
(23) NHK.2006.「ゲノム刷り込みと性の進化について」奥村康一ディレクターによる取材協力。
(24) 九大広報。2006. NEWS大学の動き「巌佐庸教授(理)アメリカ芸術科学アカデミーの外国人名誉会員に」vo.47.p.23.
(25) NHK 2007.「解体新ショー:老化は防げる防げない?」老化とガンについて。井城元ディレクターによる取材協力(9月1日22:00-22:30放映)。
(26) 西日本新聞. 2009年12月29日朝刊「学力格差<31>大学は今−番外編 九大・若手研究者座談会 九大教授陣の展望は」
(27) 京都新聞. 2010年2月22日.京都学びの系譜:生物物理その5
(28) 西日本新聞. 2010年4月22日朝刊。教育ニュース「九大高等研究院長に巌佐氏」
(29) ベネッセマナビジョンブック新学期特別号 2011年3月15日発行、系統別学問の魅力発見、「数理モデルの構築」九州大学理学部生物学科
(30) わくわくキャッチ河合塾2011年6月11日公開、「東日本大震災」復興と学び応援プロジェクト「最先端の研究では全ての科目がつながっている」(巌佐 庸)http://www.wakuwaku-catch.jp/ouen_pj/message/1025.html