巌佐 庸
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2017 November, at Kyoto


ついに刊行「生命の数理」(共立出版)

内容紹介:

 幅広い生命科学のなかで,生命現象の本質を数理モデルとしてとらえる分野における,はじめての体系的教科書。

 大学学部1年生レベルの数学で読めるよう配慮し,生物学・生命科学を学ぶ学生が興味をもつようなトピックスを網羅した。扱う対象は概日リズム,パターン形成,発生,成長戦略,性の進化,ゲノム刷り込み,発癌などから森林動態に至るまで幅広い。これら生命現象の理解が,数学を用いることでどのように進むかを具体的に示した。

 各章は安定性,反応拡散系,格子モデル,カオスとカオス結合系,動的最適化,ゲーム理論,量的遺伝,確率過程などの数理的手法にそれぞれ対応している。

 各数理的手法が直観的に理解できるように工夫した。基礎から学びたい読者のために,各章末には演習問題・付録・参考文献をつけた。

 本書を一読すれば生命科学のモデリングに役立つ数理的手法に親しめるようになるだろう。

Other Photographs



履歴書

研究論文

解説・総説など

数理生物学とは....

 数理的手法を用いて、生命のなぞにせまります.

 発生において形がつくられてくるプロセス、病原体と免疫系との戦い、動物の行動、有性生殖の進化、熱帯林で 多数の 生物が共存できる理由、などさまざまな問題を、 数学モデルやコンピュータシミュレーションによって調べます.

 数理生物学は、ちょうど物理学における理論物理学の役割を、生命科学において果たすものです.

 生命現象を解明する目的で、数理的手法およびコンピュータシミュレーシ ョンによ って行なう研究であれば、なんでも数理生物学の範囲に入るのです.

 

生命の数理のまえがき

生物学における数理(応用数理)

ニューバイオフィジックス[数理生態学]序文より


日本語でよめる数理生物学の本

研究の紹介をかねて...

日本生態学会誌特集のまえがき「森林生態系」

日本物理学会誌「生態学における格子モデル」

保全生物学の数理モデル

よいモデルとは何か?

遺伝「ゲノム刷込みの進化:コンフリクト説ではどこまで説明できるのか?」

遺伝特集「性の進化」のまえがき

よく子の世話をする雄をもとめて(要約)

老化の進化学


生物の絶滅リスクにもとづいた生態リスク評価手法の確立と化学物質のリスク管理

CREST 中西プロジェクト



メイナードスミスのインタビュー


巌佐 庸(Yoh Iwasa)
E-mail: yohiwasa@kyudai.jp
tel: 092-642-2639 fax: 092-642-2645
〒812-8581 福岡市東区箱崎 6-10-1
九州大学大学院理学研究院生物科学部門
 Mail to Yoh Iwasa (yohiwasa@kyudai.jp).



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