2019.12.3 | MEセミナー情報更新 |
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2019.11.19 | MEセミナー情報更新 |
2019.9.30 | MEセミナー情報更新 |
2019.9.6 | 数理生物学研究室所属の岩見真吾氏がセコム科学技術振興財団の挑戦的研究助成の援助を受けて実施している研究「骨代謝動態と骨量動態のマルチスケール結合シミュレータに基づく骨量増加ストラテジーの開発」のインタビューが公開されました。記事はこちら |
2019.7.23 | 数理生物学研究室所属の原朱音、岩波翔也、伊藤悠介氏と岩見真吾氏の研究が出版されました。"A. Hara†, S. Iwanami†, Y. Ito†, T. Miura, S. Nakaoka and S. Iwami. Revealing uninfected and infected target cell dynamics from peripheral blood data in highly and less pathogenic simian/human immunodeficiency virus infected Rhesus macaque, Journal of Theoretical Biology. 479:29-36 (2019). (†Equal contribution)." |
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2019.7.23 | 数理生物学研究室所属の原朱音、岩波翔也、伊藤悠介氏と岩見真吾氏の研究が出版されました。"A. Hara†, S. Iwanami†, Y. Ito†, T. Miura, S. Nakaoka and S. Iwami. Revealing uninfected and infected target cell dynamics from peripheral blood data in highly and less pathogenic simian/human immunodeficiency virus infected Rhesus macaque, Journal of Theoretical Biology. 479:29-36 (2019). (†Equal contribution)." |
2019.5.7 | 数理生物学研究室所属の岩本将士氏と岩見真吾氏の研究が出版されました。"M. Iwamoto, W. Saso, R. Sugiyama, K. Ishii, M. Ohki, S. Nagamori, R. Suzuki, H. Aizaki, A. Ryo, J-H Yun, S-Y Park, N. Ohtani, M. Muramatsu, S. Iwami, Y. Tanaka, C. Sureau, T. Wakita and K. Watashi. Epidermal growth factor receptor is a host entry cofactor triggering hepatitis B virus internalization, Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America, 116:8487-8492 (2019)" 。また、2019年4月26日掲載の科学新聞(6面)にて「細胞がB型肝炎ウイルスに感染 EGFRが侵入手助けについて」、4月2日掲載の日経新聞(10面)にて「B型肝炎で感染担うたんぱく質発見について」という内容で報道されました。 |
2019.5.7 | 数理生物学研究室所属の北川耕咲氏と岩見真吾氏の研究が出版されました。". Kitagawa, T. Kuniya, S. Nakaoka, Y. Asai, K. Watashi and S. Iwami. Mathematical analysis of a transformed ODE from a PDE multiscale model of hepatitis C virus infection, Bulletin of Mathematical Biology, 81:1427-1441 (2019)" |
2019.4.25 | MEセミナー情報更新 |
2019.4.25 | 新年度が始まりました。メンバー情報を更新しました。 |
2019.3.15 | 数理生物学研究室所属の佐竹暁子氏の研究が出版されました。"Satake A., Kawatsu, K., Teshima, K., Kabeya D., Han Q. Field transcriptome revealed a novel relationship between nitrate transport and flowering in Japanese beech, Scientific Reports, (2019)." DOI: 10.1038/s41598-019-39608-1 |
2019.2.18 | MEセミナー情報更新 |
2019.2.13 | 数理生物学研究室所属の佐竹暁子氏と関元秀氏の研究が出版されました。"Webb, A.A.R., Seki, M., Satake, A., Caldana C. Continuous dynamic adjustment of the plant circadian oscillator, Nature Communications, (2019)." DOI: 10.1038/s41467-019-08398-5 |
2018.11.21 | 数理生物学研究室所属の伊藤悠介氏、岩波翔也氏、北川耕作氏、堀田淳之介氏が、日本学術振興会特別研究員に採択されました。 |
2018.10.3 |
【JapanPrizeやさしい科学技術セミナー:「数学で“みえる”世界」のご案内】![]() |
2018.9.27 | MEセミナー情報更新 |
2018.9.6 | 数理生物学研究室所属の原朱音氏が「九州大学若手女性研究者・女子大学院生優秀研究者賞 女子大学院生部門優秀賞」を受賞しました。 |
2018.9.6 | 数理生物学研究室所属の生駒千乃氏が、オーストラリア・シドニーにて開催された2018 Annual Meeting of the Society for Mathemtaical Biology & the Japanese Society for Mathematical Biologyにおいて、ポスター賞"Highly Commended Student Presentation"を受賞しました。 |
2018.7.30 | 数理生物学研究室所属の岩見真吾氏が代表を務め、今回で15回目を迎える「生物数学の理論とその応用」が京都大学数理解析研究所(RIMS)で開催されます。Webページ |
2018.7.30 | 数理生物学研究室所属の伊藤悠介氏の研究が出版されました。"Y. Ito, A. Tauzin, A. Remion, K. Ejima, F. Mammano† and S. Iwami†. Dynamics of HIV-1 coinfection in different susceptible target cell populations during cell-free infection, Journal of Theoretical Biology. 455:39-46 (2018). (†Equal contribution)" |
2018.5.1 | 数理生物学研究室所属の岩見真吾氏の研究が九州大学のHPで英文でプレスリリースされました。http://www.kyushu-u.ac.jp/en/university/publicity/pressrelease/ |
2018.5.1 | 数理生物学研究室所属の岩見真吾氏の研究が九州大学のHPで英文で研究紹介されました。http://www.kyushu-u.ac.jp/en/researches/view/93 |
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MEセミナーとは九州大学数理生物学研究室で1966年から続くインフォーマルセミナーです。
基本的には、数理生物学研究室のメンバーが自分の研究についてプレゼンテーションをすることが多いのですが、研究室外から訪問して頂いた研究者の方にお話をして頂くことも多くあります。
MEセミナーでは、研究室外の方にお話をして頂ける機会を歓迎いたします。もしMEセミナーでのお話をご希望なされる方がいらっしゃいましたら、お気軽にセミナー係までお問い合わせください。
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2019/12/24, 14:00 -, at W1-C-909 |
対立的多階層選択により生起するセントラルドグマ
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分子生物学のセントラルドグマは、ゲノムと酵素の間にある2種類の非対称性により成立している。1つは情報的非対称性であり、情報はゲノムから酵素へと流れるが、酵素からゲノムへは流れない。もう1つは触媒的非対称性であり、酵素は触媒活性を持つが、ゲノムは触媒活性を持たない。これらの非対称性はいかにして起源したのだろうか。本研究では、これらの非対称性は、複製分子とプロト細胞の間の進化的対立によって生み出され得る事をモデルを用いて示す。本研究のモデルは、プロト細胞の集団と、各細胞に含まれた分子の集団から構成される。分子は、触媒として働き他の分子の複製を助ける事もできるし、鋳型として働き自らが複製される事もできるが、これら2つの間にはトレードオフが存在すると仮定する。このトレードオフが、対立的多階層選択を引き起こす。すなわち、各細胞内における分子間の競争は分子が鋳型として働く事を選択するが、逆に細胞間の競争は分子が触媒として働く事を選択する。この階層間の進化的対立が、分子の間で情報的および触媒的な対称性の自発的破れを引き起こし、遺伝情報を担う分子と触媒機能を担う分子への分化、すなわちゲノムと酵素の分業(セントラルドグマ)を成立させる。対称性が破れる原因は、分子間競争の進化への影響力と分子の繁殖価(つまり鋳型になりやすさ)の間に正のフィードバックが存在するからである。また、このフィードバックは分子間の血縁度が十分低い場合にのみ有効なので、ゲノムと酵素の分業は血縁度が十分低い場合にのみ進化する。本研究の結果は、セントラルドグマは進化の論理的帰結であり、もはやドグマとは言えない事を示唆する。またこれまでの進化理論は、生殖者と非生殖者の分業は、自らは増殖せず他を助けるという利他的行動を伴うので、血縁度が十分高い場合にのみ進化できるとしてきた。いっぽう我々の理論は、次世代に遺伝情報を伝える鋳型分子(生殖者)と前者を助ける触媒分子(非生殖者)の分業は、血縁度が十分低い場合に進化できる事を示す。 【講演者に関連する公募】
当研究室では特任研究員を1名募集中です。バクテリアのゲノム進化に興味があり、シミュレーションモデリングまたはバイオインフォマティクスができる方を探しています。詳しい情報は次のリンクをご覧ください。リンク |
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九州大学理学部生物学科 数理生物学研究室
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