数理生物学研究室イメージイラスト
2001/06/21 16:00 -, at Room 3521

反応拡散系のパルスダイナミクス

広島大学・数理分子生命理学 太田 隆夫

反応拡散系でのパルスやドメインは、 散逸系であるにもかかわらず、不思議な運動を することが、最近、計算機シミュレーションや 実際の実験で観察されている。セミナーでは このうち、二つのパルスが衝突によって対消滅しない 現象を取り上げ、なぜそのようなロバスト性が 現れるかを、可能なかぎり、平易に解説する。